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新車試乗レポートNo.37  三菱 ランサーエボリューション8MR2004/03/06 
 ◇◆◇
ライバルとの意地の張り合い
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ShowRoom
2003/09/28
nr1
エボリューション

WRC 人気で一気に火がついた感のあるランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ STi 進化はここまでだろうと思わせながらもまだまだ進化が続いている。同じ WRC、つまりラリーからのフィードバック技術を市販モデルに投じてきながら、2 台とも違う切り口で車を作っている。

インプレッサは、どちらかと言うと素材を活かしながら、ホトンド電子の技術を使わずに機械でなんとかしようという方向性でかつ FR 的な初軌道を見せて、最後の立ち上がりは 4WD のような加速を見せる。

ランエボの方は細かく電子制御をして曲がり、立ち上がりの動作を補助してくれる。どっちが良いと言うことは抜きに、似て非なるものに進化しています。地上の戦闘機そんな言葉がランエボにはぴったりだと思います。軽量化はここまで手が入るのか?と思う所に手が入りました。一つにはルーフ(屋根)の部分をアルミに変更した事、4 キロ減量して重心を下げた事が一番に上がります。重心が下がると何が良いのか?コーナーでの安定性、旋回性が上がります。以外に下部の軽量化でマフラーが上げられますが、そこでの 4 キロと、ルーフの部分の 4 キロではまったく違います。車の走行性能をがらりと変えるといっても過言ではありません。
さらにフロントフェンダーをアルミ化する事によって、旋回性能が向上します。旋回性能が足りない車は良くノーズの入りが悪いと言う表現をしますが、フロントが軽くなる事により、ノーズの入りが良くなりす。等々まるで昔の零戦のような地道な軽量化をやっています。
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 外装
MR2
外観

さてランエボ 8MR は立ち姿が良い車の一つです。立ち姿が確りしている車は、乗っても良い車だったりする事が多いですが、この車もその一台です。個人的には 7 が一番好きですが、MR になって威圧感が取れ、気品が出てきた感じがします。8 と比べるとあんまり変わっていないのですが、MR の方が気合が入っている感じがしますね。

一つあれ?と思うのは、リアウィングが同色系で塗られていない事です。グレーでは気がつきにくいですが、ホワイト色だとかなり浮いた感じがする所です。サイドの所がカーボ調が見られればそんなに違和感が無いのですが、ソリッド系のブラックですのでボディー色によっては違和感があります。
オプションの、ルーフの後ろ側につけるボルテックスジェネレーターを付けるとレーシーな雰囲気が出るだけではなく、高速時の気流を整えてくれるのでリアウィングとの相乗効果で強力なダウンフォースを発生します。(図はランサー WRC 2004 モデル)
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 内装
内装

スピーカーがオプションなのはビックリしましたが、まあ拘りたい人には無くてもいいのかな?と思います。
8 では、インパネやシートの部分がダークブルー系の色が使われていましがた、インパネではカーボンを、シートはブラック系で統一してさらにスポーツカーの雰囲気をかもし出しています。オプションのサイドブレーキノブにするとなんとも、ラリーをやっている気分が出て良いです。
シフトノブもこれまた良い雰囲気のノブです。一つだけ注文を付けるとするならば、リアシートの作りをしっかり作っていただきたいな〜と思います。今子供のいるスポーツカー好きが購入するには、乗り降りの辛くない、リアシートの作りの良い車を買うしかないのですが、ただスポーツカーに乗りたいと思うならインプレッサ、ランエボ、レガシー B4、RX-8 になり、シートや、内装の作りを見ると、レガシーかな?と思います。そこが惜しい所だと思います。絶対性能的には間違いなくいい車だけに惜しい、、、
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 乗り心地
乗り心地

今回は試乗車が無かったのですが、気になる点としては、ビルシュタインになったサスペンションです。スポーツ走行をするには、ビルシュタインはいいのですが、レガシーのビルシュタイン搭載モデルのように凹凸から来る、突き上げがでるようなら家族を乗せてドライブは辛いな〜と思います。
これは展示車で、ヒールアンドトーをしたときの感触ですが、我が愛車 Z に比べなんと、やりやすいんだろうと感激しました。やはりヒールアンドトーを多用するラリー車は違うな〜としみじみ思いました。
あとオプションでは、カナードなど、走りを意識する物があるのは良いです。また BBS ですが実は、同ホイールなら BBS より軽い物があるので、特に選ばなくても良いかな〜と思います。ノーマルのエンケイホイールも結構決まっています。BBS ホイールの欠点は手入れがしにくい事です。スポーツモデルは特にブレーキダストが凄いですから、手入れのしやすいホイールにした方が良いでしょう。

ACD や AYC の煮詰めも一段とやっていますので、走りの良さは保証できるでしょう。ランエボのもう一つの良い所は、下取りの落ちが緩やかな事です。3 年後でもかなりの価格がつきます。もし次の 9 が最終だとしても GT-R のようにジワジワ価格が上がるでしょう。200 万ためてあとローンを組んでも良いかな?と思います。インプレッサがどうなるか?と言うのも楽しみですが、2 台とも、足回りと、エンジン性能に付いてはすさまじく金が掛かっていますから、変に車高調整機能付きサスペンションをつけない方が良いでしょう。またインプレッサと違い、販売量が限られていますから、お買い求めの際はお早めに!!!
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